初めての家庭教師の授業、何を用意したらいいの?と迷いますよね。きれいな資料や新しい教材がなくても構いません。今使っている教科書や答案を手元に置き、気になっていることをそのまま先生に話してみましょう。

この記事の目次

初回は四つだけ用意する

今使っている教材、直近の答案、学校からの範囲表、本人が困っている問題を手元に置いてみましょう。成績の経緯をすべて説明するより、先生が現在の解き方を見られる資料を優先します。

部活と習い事を共有する

授業以外の日に実行できる課題量を決めるため、部活、塾、ほかの習い事、これまで家庭教師や塾を利用した経験を伝えます。以前合わなかった場合は、教え方・宿題量・会話・日程のどこが負担だったかを具体的にします。

授業の前に、相談メモを。人物を使わず教材や道具で表した図版

一問を使って教え方を見る

本人が間違えた問題を一問選び、先生に説明してもらいます。答えの速さだけでなく、本人の話を待つか、違う言い方へ変えられるか、最後に本人が説明し返せるかを一緒に確かめてみましょう。

授業後に残すことを決める

扱った内容、次回までにすること、まだ分からないことの三つを短く共有します。保護者への報告量を増やしすぎず、本人が次に何をするか分かる状態を優先します。

学び方を整理するための要点と比較

要点まとめ

家庭教師の授業前は、長い説明より、使っている教材・直近の答案・範囲表・本人が困っている一問を手元に置いてみましょう。部活や習い事、以前合わなかった教え方も具体的に共有します。

授業前にそろえるもの

授業前にそろえるもの
教材現在使っている教材、直近の答案、学校の範囲表
生活予定部活、塾、ほかの習い事と無理のない曜日
教え方困っている一問と、以前合わなかった関わり方

よくある質問

初回に成績の経緯を全部話しますか?

まず現在の解き方が分かる実物を優先します。

先生の教え方はどう確認しますか?

間違えた一問を説明してもらい、本人が質問しやすいかを見てみましょう。

授業後は何を残しますか?

扱った内容、次回までにすること、まだ分からないことを短く共有します。

初回面談へ持っていける相談メモ

以下は架空の家庭の記入例です。長い説明を用意するより、教材の実物と希望条件をそろえると話し合いやすくなります。

  • 目標:次の定期テストに向けて、英語と理科の学校ワークを自分で進めたい。
  • 困りごと:英語はつづり、理科は問題文の意味で止まる。
  • 見せるもの:直近の答案、学校ワーク、範囲表。分からない一問に印を付ける。
  • 希望:毎週同じ曜日に60分。対面なら交通費と移動条件も確認。
  • 面談で決めたいこと:最初の4週間で扱う内容、次回までの課題、欠席連絡と振替。

面談後は、親子で別々に一言残す

子どもには「分からないと伝えられたか」「説明をもう一度頼めそうか」を聞きます。保護者は、対応科目・日時・費用・連絡方法を記録します。話しやすさと契約条件の両方を確かめてから継続を決めましょう。

前日10分で作る、先生への共有メモ

授業で使う写真や資料は、本人と保護者が共有してよい範囲を確認してから用意します。学校名や連絡先など、説明に不要な情報は写さないようにしてください。

初回の準備では、きれいにまとめた資料を作る必要はありません。教科書、学校ワーク、直近の答案を机に置き、その中から「一人では止まった問題」を一問選びます。できなかった問題を全部説明しようとするより、実際の一問がある方が先生も理解の位置を確かめやすくなります。

共有メモは「今困っていること」「授業で確かめたいこと」「今週使える時間」の三つで十分です。たとえば「数学の文章題で式にできない。問題文のどこを読むか知りたい。部活がある日は20分ほど」という形です。本人の言葉を、保護者が立派な目標へ言い換えすぎないことも大切です。

点数を見せるのが恥ずかしい場合は、最初から答案全体を出すよう迫らず、本人が見せてもよい問題から始めます。先生には事前に「間違いを責められると話しにくくなる」と共有できます。どの情報を伝えるかは親子で確認し、家庭の詳しい事情まで一度に説明する必要はありません。

オンラインなら、教材の文字が読めるか、音声が聞こえるか、机の上にノートを広げられるかを一緒に確かめてみましょう。画面を見ながら書く場所がないと、分かっていても授業が進みにくくなります。対面なら、授業場所と保護者への連絡方法を先に決め、個人情報が写る写真を不用意に送らないようにします。

初回授業を、次の一週間につなげる

授業の終わりに「今日できたこと」「一人で試すこと」「次に聞きたいこと」を一つずつ残します。たとえば、先生と解けた例題を翌日に見ずに解き、途中で止まったらその行に印を付けます。正解までたどり着けなくても、止まった場所が残れば次の授業の材料になります。

宿題の量は、ページ数だけで合意しない方が具体的です。「火曜と木曜に例題を一問ずつ」「迷ったら解説を読んだ印を付ける」など、いつ何をするかまで決めます。保護者が毎回説明役になる計画では続きにくいため、本人が始められる手順を先生と考えます。

初回の感想は、保護者と子どもが別々に一言残すと違いに気づけます。保護者は説明の丁寧さを評価していても、本人は質問する間がなかったと感じているかもしれません。「また質問できそうか」「説明が速かった場所はどこか」を聞き、合わない点を具体的に先生へ伝えます。

一週間後は、宿題が全部できたかだけでなく、始められた日と止まった理由を一緒に確かめてみましょう。問題が難しすぎた、帰宅が遅かった、何を開くか分からなかった、では直す場所が異なります。初回から完成した学習計画を目指すより、実際の生活で試して一項目ずつ調整しましょう。