テスト前になると、勉強も提出物も気になるのに、何から声をかければいいか迷いますよね。学校の範囲表を手がかりに、今日できる一つを一緒に選んでみませんか。

この記事の目次

定期テスト対策は、3週間前から始めると安心

「テストが近づいてきたけれど、まだ大丈夫かな」と迷うことはありませんか。定期テスト対策は、早めに始めておくことが肝心です。

国語・数学・英語・理科・社会の主要5教科に、音楽・美術・保健体育・技術・家庭などの副教科も加わると、準備する内容は思った以上に多くなります。

副教科の試験がある時期は、その準備も含めて3週間前ごろから少しずつ始めておくと安心です。

一夜漬けで覚えた内容は、テスト直前には答えられても、時間がたつと思い出せなくなることがあります。その場で覚えて終わりにせず、日を空けてもう一度思い出す時間を作りましょう。

たとえば、今日覚えた英単語を翌日に答えを隠して確かめ、数日後にも短く確認する、といった進め方です。

3週間前から始めるのは、毎日長時間勉強するためではありません。一度取り組み、分からないところを質問し、後日もう一度解くための時間を残すためです。

正式な範囲表が出るのを待たず、まずは学校で習ったところから取りかかってみませんか。

最初は点数目標より、教材と日程をそろえる

定期テスト対策は、新しい問題集を買うところから始めなくても構いません。試験日、範囲表、学校ワーク、授業プリント、前回の答案を集め、どの教材から出題範囲を復習するかを確かめます。

学校や担当の先生によって指示は異なるため、他校の方法をそのまま当てはめないでください。

準備するのは範囲表、学校ワーク、授業プリント、前回の答案。試験日と提出期限も確認します。

点数目標を決める場合も、「数学を20点上げる」だけでは今日することが見えません。前回の答案を、知らなかった問題、手順を忘れた問題、読み違い、時間不足に分けます。

直せる可能性がある部分を先生と選び、目標を学習内容へ置き換えます。

保護者は全教科の説明役になる必要はありません。範囲表を一緒に見て、困っている教科と提出物の締切を一緒に確かめてみましょう。

本人が計画を立てにくいなら、最初の一日だけ一緒に選び、残りは実際にかかった時間を見て調整する方法もあります。

3週間前は一周目と質問の準備を進める

正式な範囲表がまだない場合は、授業で扱ったところまでを仮の範囲にします。学校ワークを進めながら、答えを見た問題、迷った問題、時間がかかった問題に印を付けます。

一周目で全部を覚えようとするより、二周目に何を確かめるかを残すことが役立ちます。

3週間前は一度解いて疑問に印を付ける。2週間前は範囲表を予定へ分ける。直前1週間は間違えた問題を解き直す。

分からない問題は、番号だけでなく「式は立つが計算で違う」など止まった位置をメモします。先生に聞くときに説明しやすくなり、授業時間を質問の整理だけで使わずに済みます。

自分でできる問題と質問が必要な問題を分け、質問のための時間も予定へ入れましょう。

部活がある日は短い確認、時間を取れる日は読解や文章題にするなど、作業を分けてみましょう。毎日同じページ数を押し込むと、難しい単元や帰宅時刻の変化で崩れます。

睡眠や食事の時間まで削らない形で、続けられる量を探してください。

ノートを整理して、学校で習った範囲を確認しよう

テスト勉強で何から始めるか迷ったら、ノートの整理も効果的です。まずはノートを開いて、学校の授業でやった範囲を確認してみましょう。

日付や単元をたどりながら、先生が強調したところ、自分で説明できるところ、まだ分からないところに印を付けます。

授業ノートを見返し、分かった内容には緑のチェック、質問したいところには付箋を付けて整理するイラスト
授業の範囲を見返して、「わかった」と「ここを質問」を分けておきましょう。

ノートをきれいに写し直すだけで終わらず、例題を見ずに解いてみたり、疑問を付箋に残したりしてみましょう。復習するところと質問したいところが整理でき、次に取り組むことも選びやすくなります。

2週間前は、いよいよテストが近づく時期

いよいよテストが近づいてきましたね。学校によっては部活動が休みになり、テスト範囲も発表される時期です。

範囲表が出たら、これまでに復習した内容と見比べて、これから取り組むところを確認しましょう。

提出物の終了日と、テスト勉強の終了日を同じ日にせず、丸付け、質問、解き直しの時間を残します。最後の二日間が初めて解く問題だけで埋まるなら、優先順位と量を見直す必要があります。

英語なら単語の意味と綴り、数学なら例題の手順と文章題、理社なら用語と説明問題を分けてみましょう。

「教科書を読む」だけでは自分で答えられるか分からないため、教材を閉じて説明したり、一問解いたりして確認します。苦手な教科ばかりに時間を使い、他教科が白紙にならないよう配分も見ます。

家庭教師には、試験範囲と印の付いた問題を事前に見せ、授業で説明してほしい順番を相談します。五教科すべてを一回の授業で仕上げる前提にはせず、本人が一人で進める部分を分けてみましょう。

追加授業を使うなら、何を扱うためかと料金を確認してから決めます。

直前1週間は、思い出せるかを確かめる

直前は新しい教材を増やすより、これまでに間違えた問題を自分の力で解けるか確かめます。解説を読んで理解できることと、何も見ずに答えられることは違います。

答えを隠し、途中式や根拠まで再現できるかを見て、まだ迷う問題を絞ります。

時間不足が多かった場合は、限られた問題数で時間を測り、どこで迷ったかを一緒に確かめてみましょう。全問を急いで解く練習だけでは読み違いが増える場合もあります。

問題文の条件に印を付ける、単位を確かめるなど、自分が落としやすい箇所に合わせた確認手順を選びます。

前日は未完了の範囲を全部取り戻そうとせず、持ち物と日程を確認し、いつも使っている要点や誤答を見直します。何をしないかも決めておくと、焦って教材を広げ続ける状態を避けやすくなります。

家庭は予定と体調を支え、結果へのプレッシャーを重ねすぎないようにします。

答案が返ってきたら、次回の一項目を変える

返却後は点数だけを聞かず、勉強したのに取れなかった問題と、手を付けられなかった問題を分けてみましょう。前者なら確認方法、後者なら時間配分や開始日の見直しが必要かもしれません。

答案、範囲表、使った教材を並べると、原因を具体的に話せます。

答案を、知らなかった・手順を忘れた・読み違えた・時間不足に分け、教科書へ戻る、途中式の確認、条件に印、時間配分の見直しにつなげます。

間違えた全問を何度も写すより、次の単元につながる問題や、同じ誤りが続く問題から選びます。先生と解いた後は、似た一問を自分で解いて確認します。

次回の授業までに短く解き直す予定を置くと、授業で分かっただけの状態を見つけやすくなります。

次のテストでは「一周目を三日前倒し」「英単語を見ずに確認」「分からない問題を週一回質問」のように、一項目を具体的に変えます。以下の記事から、今の課題に合う手順を選んでください。

学校の範囲と本人の理解に合わせ、できたことを残しながら計画を直していきます。

困っている場面から、詳しい記事へ